ADHDの影響で
こんにちは!
今回だけ話題がワインと離れてしまいますが、ADHDについてです。
私事ですがこの先も飲食、接客業で働きたいと思っていましたが最近思い悩む節もあり一度業界から離れようかなと迷っております。
まず、ADHDと一言で言っても人により様々な症状があるので一概には言えませんが、このクリニックのサイトをご覧いただければ「こんな感じなんだ〜」としっていただけると思います。
https://www.tawara-clinic.com/disease/adhd/
ADHDの前に自分は中学生の頃にチック症https://doctorsfile.jp/medication/199/
と診断され薬を飲みながら過ごしてきました。
今ではかなり症状は治まりましたが、一番症状が酷かった中学3年の時は学校にいる時も声が出てしまい
症状を我慢するので精一杯で授業にはほとんど集中できませんでした...😅
大体の友達は気を使ってくれて症状に触れずスルーしてくれましたが、「さっきからなんでブツブツ言ってるの?」と指摘されたこともあり恥ずかしいのと自分の意思ではどうしようもない悔しさもありました。
若干息苦しい中で中学を卒業しましたが高校ではチック症と並行してADHDも診断されました。
高校では3年間飲食店のアルバイトをしていましたがここでモロにADHDの症状が出ました笑
・3つ以上(場合によっては2つ)のタスクを抱えると優先順位が分からなくなり作業が遅れる
・食材や物の場所をすぐ忘れるorなくす
・事前にシュミレーションしていても何度も同じポイントでミスする
今パッと思い出すだけでもこのくらいありました。
特に1つ目の優先順位が分からなくなるが一番辛かったですね😅
自分はキッチンだったんですけどオーダーが3枚以上通ると極端に作業が遅くなってしまう...というか効率が悪くなってしまう。一つ一つ落ち着いてこなせばいいのですがパニックになって「まだ?」と注意される。出勤前に忙しい時にこうやって動こう!考えていても、いざその場になると中々上手くできない。
人によっては「そんなんお前の実力不足又は考えて動いてないだけ」と思う人もいるかもしれません。
実際に自分もADHDではなく理解がなかったら「何でそんなこともできないの?」「何回言わせるの?」と思うかもしれないです。
ですが幸い、アルバイト先は先輩や社員の方など人には恵まれていたので楽しく過ごせました。
ちなみに高校でもチック症は平常運転で常に周りの視線も気にしており、症状が出てない時でもクスクス笑い声が聞こえたら自分の症状を見て笑っているんじゃないか...?と極端に気にしていました。
チック症が治まった今でも電車や道で向かってくる人に変に見られてないかな?と気にしています笑←気にしすぎ)
フランスではホールのバイトだったのですがここでも高校のバイトと同じように不注意のミスや3つ以上のタスクによってミスを重ねていて、自分なりに考えているのに、なんでいつも間違えるんだ...とどうしようもない悔しさと雇ってくれているシェフに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
普通の人を雇ってればシェフも楽だろうにと思い、その辺りから自分には飲食、接客は好きだけど向いていないのかなと思うようになりました。
帰国後のバイト先(フレンチ)も自分でも嫌になるくらい同じミス。高校の時から変わってないなと感じます。メモに出勤してからの作業の順番や一通りの流れを書きましたがあまり効果なし...
自分でももどかしいというか、なんでずっとこうなんや!自信がなくなってきます。
本人は真剣なんですが側から見ると何回言ってもできない鈍臭い奴だなと思われているかもしれません。なんかもう、普通の人じゃなくてすみません、申し訳ないですと思っています。
まだバイトだから許されてますが社員とかになるとクビきられるのではないかと不安ですね。
お店へ食べにいったりワインを飲むのは好きだけど提供する側で働くのは難しいのかなと。。
じゃあ何しようかとなりますがブドウ栽培、ワイン造りに興味があり、実際にフランスで2回ブドウの収穫をした際は作業にずっと夢中で普段は集中力散漫になりがちなのに朝から夕方までずっと集中出来て自分でも驚きました笑
もちろん、ブドウ栽培やワイン造りもやる事が多く大変ですが年齢的にも一度寄り道してもいいのかなと思っています。
まだ決断したわけではありませんが、最近このように考えてたりします。
ADHD、チック症の症状には個人差があるのですが自分の場合は普通に人と話すレベルなら症状が分かりにくく、一緒に作業したり働くと「おや?」と思うことがあると思います。
ほとんど私情ですみませんでした。
おられないと思いますが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🙇♂️
ブルゴーニュでブドウ収穫🍇〜1日目〜
Bonjour !
自粛中、バイト先も臨時休業してるので去年の収穫のことでも書こうと思います。
去年はBourgogne地方、Savigny-lès-BeauneのドメーヌSimon-Bizeにて収穫に参加しました。
僕はディジョンに住んでいたので電車で20分くらいでボーヌに移動、そこからタクシーで20分程でドメーヌに向かいます。
あと、タクシーの運転手さんは僕の荷物(長靴とか雨がっぱ、手袋)を見て収穫しに来たと分かったのか「どこの村へ行くの?」と質問。運転手さん曰く「この季節のお客は殆ど収穫しに来る人」らしいです。行き先をSavigny-lès-Beauneと伝えると「SavignyならSimon-Bize?」各村の有名ドメーヌは頭に入ってるみたいです。😮
Simon-Bize(以下ビーズ)は総面積22haを約2週間で収穫します。僕は収穫開始日から2日遅れで参加。ちなみにディジョンでのバイト先は2週間臨時休業してシェフ、パティシエ、サービス、アルバイト全員各自が選んだドメーヌへ収穫しに行きます笑
僕がお昼過ぎにドメーヌに到着すると丁度お昼ご飯の時間帯でした。収穫参加者の人達に自己紹介を済ましてビーズ当主の千砂さんにご挨拶。
自分の他に日本人は6人いました。
収穫期間中に昼、夕食を作ってくれるシェフは日本人で今年SavignyでChambre d'hôte(民宿みたいなの)を開かれるそうです。
自分は昼食後から早速参加。
一昨年はシャンパーニュでの収穫かつ人数も13人の小規模だったので、今回は初めて収穫する気持ちくらいドキドキワクワクしてました笑(ビーズは40〜50人くらい)
昼食後はトラックに乗り込み畑へ。
この日は"Savigny-lès-Beaune Aux Grands Liards "(1.60ha)の収穫、畑は横に広がっていなく縦に長く長く続いてます。
天気は快晴、日差しは強いけど風が気持ちよく最高の天候でした!
1人1つずつバケツを渡され収穫用のハサミでひたすらブドウを切っていきます。
バケツが満タンになると「panier !!」(パニエ=意味はカゴ)と肩に大きいカゴを背負った人を呼び、ブドウを回収してもらいます。
↑パニエ係この人達が集まったブドウをトラックに積みます。
そんな感じで夕方5時過ぎまで作業。
ドメーヌに帰るとシャワーを浴びて夕食です。この日はカレーライス🍛
もちろん飲み物はビーズのワイン!
作業後のご飯とワイン、体に染みます...!!
寝床は醸造所の屋根裏?のスペース、そこにフランス人日本人合わして6人(もちろん全員男)が寝泊りします。 明日の準備をして11時までには就寝。
夜は起きようと思っても日中の作業で疲れてベッド入るとすぐ寝てしまいます笑
こんな感じで1日目は終了。次回は数日間まとめて書きたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
Bonne journée 👋
ブルゴーニュで飲んだ赤ワインベスト3
前の白ワインに続いて赤ワインのランキングです!🍷
さっそく第3位から!
Mercurey La Frambosière 2017 (monopole) /Faiveley
白の第3位と同じFaiveleyのMercureyモノポールの赤がランクイン!
これも白同様コスパが良くかなり買ってました。
畑名の通り、フランボワーズ、ストロベリーやサクランボの赤い果実の香りで可愛らしい感じ。
いざ飲んでみると最初はタンニンが強いものの、少し時間をおけば滑らかに。比較的柔らかいミディアムボディで女性らしい、ザ・ピノ・ノワールという印象でした。
女性的で柔らかくもありながら酸のバランスも良かったです。
値段も現地で3300円ほどでお買い得!
シンプルに美味しい!と思える一本でした。
続いて第2位!
Fixin La Place 2015 /Jean Tardy et Fils
フランスで飲んだFixinで1番美味しいと思った一本。
ジャンタルディはニュイやヴォーヌロマネのイメージが強く、フィサンの印象があまりなかったのもあって良い意味で裏切られました。
抜栓直後はコショウやスパイス、森の木のニュアンス。タンニン豊富でまだ早かったかな?と思うくらい。しかし1時間程置くとシナモンや砂糖漬けの果物(あとはキルシュkirsch?)の甘い香りに変化しタンニンも丸くなっていきました。だけど、濃厚、重い感じはなくどちらかと言えば薄旨タイプ。
この後、3日に分けて飲み比べましたが2日目が1番開いておいしかったです。
今飲んでも美味しいと思うけど、もし次飲むなら5年後にもう一度飲んでみたいと思いました。
次は第1位!!!
Savigny-Champ-Chevrey 1er (monopole)2014 /Tollot-Beaut
赤はこれがダントツで一位でした!
色は赤紫で深いルビーの色調。
最初の香りはバラや様々な花の香りでまるでお花畑でした。(ベタな表現ですが本当に花畑にいる感じでした😅)
鼻の奥まで吹き抜ける様なチェリーやベリー系の果物の香りで、かつとてもエレガント。
口に含んだ時も舌に染み込む様でシルキー、口いっぱいに赤い果実と若干バニラの味わいでまろやかな酸が包み込む。余韻も長くいつまでも芳醇な味わいが続き、本当にもう最高の一言でした。
素晴らしすぎて料理に合わせるとかではなく、これだけで、ワイン単体で飲みたいと思うほど笑
今までで間違いなく1番美味しい赤ワインでした。
次はシャンパーニュベスト3又は赤白3位以降を書こうかなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!🙇♂️
ブルゴーニュで飲んだワインベスト3
久々の更新、半年ぶりです。
帰国して1週間、すでにブルゴーニュが恋しいです。
(早く戻りたい、、)
ディジョン滞在でこれは凄い、美味しい!と感じたワインをランキング形式で書いてみます。
(個人の感想であり、プロではないのでテイスティングコメント、表現の間違いなどがあると思いますが温かい目で読んで頂ければ幸いです)
まずは白ワインから!
第3位は、、
Mercurey clos Rochette (monopole)2015 /Faiveley
ディジョンにいた時は何度買ったことか、、
持ち寄りパーティーや困った時にはコレでした。
まず初めに圧倒的に飲みやすいと感じます。酸も控えめで、パイナップル、桃のジューシーな果実感で酸と果実味、余韻のバランスがとても良く、分かりやすく美味しい!
普段はワインあまり飲まない友人も「コレは飲みやすくて美味しい!」と喜んでくれました。
そしてお財布にも比較的優しく28€、日本円で3300円。このクオリティでこの値段はお買い得だなと感じました!一年半通して定期的に飲んでましたが全く飽きず、むしろ足りないくらいでした😅
コスパが素晴らしくいつもお世話になっていたので3位にランクイン。
続いて第2位は、、
Bourgogne Aligoté Clos du Roy 2017 /Sylvain Pataille
自分の中でのアリゴテのイメージがガラッと変わった一本です。アリゴテといえばあまり注目されずスルーされがちで酸がかなりしっかりしたイメージでした。
イエローががった綺麗な色、最初のうちこそ酸が強烈ですが少し時間を置くとリンゴ、柑橘類のニュアンスが出てきて酸も丸くなっていき飲みやすく。
またしばらく置いてみると、アプリコットやバニラのまろやかな味わいに。こんなに表情が変わるアリゴテなんかあるのか!?と衝撃を受けたのを覚えています。
ブラインドとかで出されたらアリゴテと分からないんじゃないかな?と思ったり。
ディジョンのショップでは34€程(約4000円)
アリゴテというジャンルではかなりお高めですが、それでも買って飲んでみる価値があると思いました。
つづいて第1位!!
Meursault clos de la Barre 2014 /Comtes Lafon
言わずと知れたコントラフォン。
自分は白ならムルソーが一番好きなんですが、そのきっかけになったのがコレです。
コレを飲んだのはフランスに来て3ヶ月頃の時、まだ自分の好みの村やスタイルが分からず色々飲んでいました。そんな時に友人が「値は張るけどこのムルソー美味しいよ」と教えてもらいました。
たしかに値段は宅飲み用とは思えない価格...(88€ 約1万円)という事で友人と割り勘笑
香りはレモン、熟した桃、白い花、スパイス、バター香...様々な香りがグラスの中いっぱいに。
香りだけで骨抜き状態にされました。
温度が少し上がってくるとブリオッシュやクッキーの焼き菓子のニュアンス、樽香もしっかり。それに加えて酸もとても綺麗でもう最高でした。
香り味わい共に複雑だけどしっかり一つにまとまる一体感。この一本がきっかけで今では白ならムルソーが一番好みです。(特にクラシックな作りのムルソー)
次の更新では赤ワインのランキングをします。
最後まで読んでくださりありがとうございました!🙇♂️
湖でバーベキュー!!
Bonjour!!
先月、シェフとそのご友人とニュイ・サンジョルジュにあるバーベキュー場へ行ってきました!
シェフ主催のバーベキュー会は1人一品(おつまみなど)とワイン一本持ち寄りがルール。
僕はアペロ用にサーモンにブリアサヴァランチーズを包み、オリーブオイルソースで味付けした一皿。
ワインはよく行くワインショップのおじさんにバーベキューするから合いそうな白ワイン買いたいですとお願い。
そして買ったのがこちら💁♂️
プイィ・フュイッセらしいアーモンド、ナッツ系の香りにリンゴやバターの味わいがあってアペロにいいと思うよ!とワインショップのおじさん。
当日はシェフの車に乗せてもらい、車で20分くらい場所はニュイ・サンジョルジュのバーベキュー場、実はここシェフのご友人の会社の私有地で紹介がないと入れないみたいです。
バーベキュー場は塀に囲まれて静かなのでプライベート感がすごい笑
この湖(もしくは池?)では釣りもできるみたいです。
シェフからの提案で今日開けるワインは全て僕が開けることに😅(早く抜栓する練習の為)
最初が3リットルのロゼ!!!
こんなの初めて見ました😳
かなり重かったですがコルクは意外とスポッと抜けました。
アペロは焼きそばパン、唐揚げ、サラダ、炒め物などこれだけでお腹いっぱいになりそうな量でした笑
続いてメインのお肉と海鮮!
オマール海老と野菜、大量の鴨と牛肉。火入れが絶妙で最高でした!
最後にはシェフとご友人の子供達がデザートの為にスイカ割り🍉
苦しいくらい満腹になったバーベキュでした。
期末試験終了しました!
Bonjour!!
先週の金曜日から続いていた、語学学校の期末試験が今日で終わりました!
試験形態はリスニング、長文、作文、面接に加えフランスの文化面(スラング、政治、地理、祝日)を問うテスト。
個人的には面接が一番自信があり、長文問題が一番不安です😅
今日は面接試験、二人一組で与えられたお題で10分間でストーリーを考えて先生の前でそのシチュエーションを演じるというものです。
二人でする予定でしたが、他の人の相方が来てなかったので3人でやることに...
お題は事前に知らされず、テーブルにお題が書かれた6枚の紙が裏向きに置いてあるのでそれから一枚選びます。
一人ずつ引いて、やりやすいお題を一つに絞ってやります。自分が引いたお題はレストランでのやり取り、他の二人は薬局、不動産でのやり取りでした。
個人的にはレストランで働いてるのでこのお題をやりたいなと思ったら後の二人もレストランがいいと言ったのでお題はレストランに決定。
ここからが勝負で10分間で配役、大まかなストーリーを考えないといけません。
もちろん自分はサービスマン(笑)
二人がお客さん役です。ストーリー作りはいつも接客してることを思い出して書いたら大体出来ました😅
10分後、先生が呼びに来たので試験場へ。
いつも仕事で言ってることなのであまり詰まらず言えました。お客さん役の二人ともスムーズにやり取り出来たので、自分で言うなって感じですが(笑)かなり!自信ありです🙌
これにて春学期は終了、来週テスト結果が返ってきます。
夏学期までは2週間あるのでその間はワインの勉強とバイト先で馬車馬のように働きます😂
À bien tôt !
Savigny-les-Beaune 2014 /Simon Bize et fils
Bonjour!!
先週はバイト先に両親がサプライズで日本から来てドメーヌ訪問やレストランに行ったり楽しんでました。次会えるのは今年6月かな。
意外とホームシックにはまだなってません😅
ワイン記録一本目は
Savigny-Les-Beaune 2014
Domaine Simon Bize et fils
開けたては樽香が効いてジビエ系、土のような野生味溢れた香り。
しかし15分経つとフルーティーな香りに変化し果実味も花開いた感じに。
それでいてタンニンもしっかりあり、パワフルながらもなめらかなでした。
タンニン、果実味もバランスがとれていて美味しかったです!
明日は友人の家に招かれラクレットパーティです。食べ過ぎ、飲み過ぎに注意して楽しみたいと思います😅
(記録用に感じたまま書いています)🙇♂️
À bien tôt